仕事でも、精神的なせわしなさから解放された気がします。多くの店舗が遅くても20時には閉店します。最初は「閉店するの早いなあ」と思うこともありましたが、今はその時間まで仕事して買い物ができなかったら「働きすぎた」と感じるようになっています。東京で仕事をしていた時は22時まで会社にいても、そんなことは思いませんでした。
そうした私自身の経験から、いま働いている世代にとっても、リモートワークや新幹線通勤などができる環境でしたら地方での暮らしは心身を充実させる一つの手段として検討に値すると思います。
◆しみず・あや/CFPR、1級FP技能士、住宅ローンアドバイザー、証券外務員I種。30歳でファイナンシャル・プランナーとして独立、長野・東京で活動中。主に30~40代の「普通のくらし」を求めている方への「自分がお客様の立場だったらどういう判断をするか」を軸にお金の持ち方・つかい方のアドバイスに力を入れている。ライフプラン作りから資産運用まで老後にわたる継続的なサポートすることを事業理念として活動している。HPはhttp://www.fp-saku.com/。