菊地さんいわく、通勤や駅ナカの利用だけならビュー・スイカカードで充分だが、駅ビルを使うなら、今年7月に登場する「JRE CARD」がおすすめだという。
「定期券機能が付いて、Suicaへのオートチャージで1.5%の還元があるのはビュー・スイカカードと同じ。更に、アトレやテルミナ、ペリエ、エスパルなどの駅ビルでは、JRE CARD優待店として、100円で3ポイント付与されます。緑のマークのお店で使えるJRE POINTカード機能も搭載されるため、2枚持つ必要もありません」(菊地さん)
現在、「アトレビューSuicaカード」、「ペリエビューカード」、「エスパルカード」などを持っている場合はJRE CARDと同じサービスを受けられ、8月以降の更新時にJRE CARDデザインに順次切り替わる。
生活スタイルに合わせて使えるビューカード
その他、生活スタイルに合わせて使えるビューカードもある。
●マイルを貯めたいなら「JALカードSuica」「ANA VISA Suicaカード」
JALカードとSuica、ビューカードが一体化したカード。通勤定期やきっぷの購入、SuicaのチャージなどでJRE POINTが貯まり、1500ポイントをJMBマイル500マイル(JALカードショッピングマイルプレミアムに登録している場合は、1000マイル)に手数料無料で交換可能。年会費2160円(初年度無料)。その他、ANAマイルが貯まるANA VISA Suicaカードもある。
●家電を購入予定なら「ビックカメラSuicaカード」
ビックカメラのポイントカードに、ビューカードとSuicaがセットに。ビックカメラの買い物で貯まるビックポイントは、通常10%還元のところ、オートチャージしたSuicaで支払うと、11.5%還元になる。貯まったビックポイントはSuicaにチャージすることも可能だ。「年1回でも使えば、年会費477円(税抜き)が無料になるのが大きい」(菊地さん)
●50代、60代で旅行が好きなら「大人の休日倶楽部カード」
旅好きの女性なら、ビューカードの中でも「大人の休日倶楽部ミドルカード」(50~59才)、「大人の休日倶楽部ジパングカード」(60才以上)がオススメ。ポイント専門コンサルティングの岡田祐子さんが話す。
「JR東日本、JR北海道の切符がミドルカードではいつでも5%引き、ジパングカードではなんと30%引きに。びゅう国内旅行商品は、同行者もカード保有者と同率で割引が受けられます」
会員限定特典として、全線4日間乗り放題で1万5000円など、お得なきっぷやツアーもある。自分に合ったカードでSuicaを活用し、お得生活を手に入れよう。
※女性セブン2018年7月12日号