しゃぶしゃぶチェーンとして全国展開する「しゃぶしゃぶ温野菜」。この温野菜のおかげで、しゃぶしゃぶを気軽に食べるようになった人も多いという。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏が説明する。
「しゃぶしゃぶ温野菜は、『牛角』や『居酒家 土間土間』など手がけるレインズインターナショナルが運営しています。2000年に1号店がオープンし、現在は約400店舗が営業中です。食べ放題メニューがメインとなっているのが特徴で、季節ごとに登場する変わり種鍋も人気です」
現在のメインとなっている食べ放題メニューは、「アンデス高原豚と厳選牛食べ放題」が1人2980円、「北海道つや姫豚とたんしゃぶ食べ放題」が1人3580円、「黒毛和牛と銘柄豚・たんしゃぶ食べ放題」が4680円。だしは、6種類のしゃぶしゃぶだしと、4種類の特選鍋からセレクト可能。さらに、国産野菜、おつまみ、お鍋の〆なども食べ放題となっている。
「種類的にも、分量的にも十分すぎるほどだと思います。食べ放題は120分の時間制(ラストオーダーは90分)ですが、しゃぶしゃぶの場合は具材に火が入るまでそんなに待つ必要もないので、時間をフルに使って食べることもできます。時間制限があっても、物足りないということはあまりないと思います」(小浦氏)
また、「アルコール飲み放題」は1人1500円、「ソフトドリンク飲み放題」は1人390円だ。
「アルコールであれば、普通の居酒屋の2~3杯分、ソフトドリンクなら1杯分くらいの値段で飲み放題になるというのは、なかなかリーズナブルだと思います」(小浦氏)