田代尚機のチャイナ・リサーチ

中国で進む内需シフト 有望視される老人ケア、教育、健康の3分野

 香港市場には、中国生物製薬(01177)、石薬集団(01093)、上海復星医薬集団(02196)をはじめ、多数の薬品メーカー、薬品流通、医療機関、医療機器関連企業が上場している。当局による薬品行政の影響を受けやすく、また、新薬開発に当たってハイリスクハイリターンとなるような部分もあるが、今後の長期投資銘柄としては中核の一つとなるセクターである。

文■田代尚機(たしろ・なおき):1958年生まれ。大和総研で北京駐在アナリストとして活躍後、内藤証券中国部長に。現在は中国株ビジネスのコンサルティングなどを行うTS・チャイナ・リサーチ代表。ブログ「中国株なら俺に聞け!!」、メルマガ「週刊中国株投資戦略レポート」も展開中。

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