一方、岐阜県本巣郡北方町の大型ショッピングセンターの『北方アピタCC』にも、連日、幸運を求める人が訪れている。ここは、2015年のオータムジャンボで1等・前後賞5億円を引き寄せた売り場だ。
「もともとは少額当せんが多数出ていたんですが、2015年についに5億円。それも、バラでの購入だったので、1等3億円、前賞・後賞各1億円と、一挙に3名の億の当せんが出ました」(ベテラン店員・小椋美智子さん)
売り場に置いた猫の置物にも、願いが込められている。
「県内にあり、日本三大稲荷の1つといわれる千代保稲荷神社で祈祷してもらったものを、売り場のマスコットとして置いています。当たるようにと触って行かれるかたが多いですよ」(小椋さん)
ところ変わって美濃加茂市の『平川たばこ店』は、九州からもファンが訪れる有名店。8年連続で大型くじの1等・前後賞や2等を販売してきた。
「当せんを出す秘訣はとにかく売り場をきれいにすること。開店前に従業員全員で掃除をしています。
また、長年売り子をしてきた義母が言葉遊びが好きで、“一等当たる”とかけた一斗樽、“一等当たるゾウ”と願いを込めたゾウのぬいぐるみなどを店に置いてきたので、私もそのまま引き継いでいます」(店員・平川雅子さん)
ここ美濃加茂市は『半分、青い。』の脚本家・北川悦吏子さんの出身地だ。
「なので、市を挙げて朝ドラを応援していて、役場も駅も『半分、青い。』一色です。私たちもこの人気にあやかりたいですね」(平川さん)
サマージャンボは8月3日まで販売中。ばっちり当てて歓喜の「ふぎょぎょ!」を叫びたい!
※女性セブン2018年8月9日号