訪日外国人数は増加の一途で、2018年は3000万人突破も見込まれる。外国人労働者の数も2017年は約128万人と過去最高を記録(厚生労働省調べ)。東京五輪が開催される2020年にはさらに増加が見込まれるが、“おもてなし”マナーは大丈夫だろうか。
日本に来た外国人と接するときに、はたまた海外に行ったときに困らないために、日本人にはちょっと意外な、ベトナム、イギリス、ブラジルの習慣&エチケットを紹介しよう。
【ベトナム】食事や飲みに行く時は誘った方がごちそうするのが当たり前
ベトナムでは1対1はもちろん、みんなで食事に行く場合でも、誘った人が会計をもつのがマナー。“割り勘”にするなら、あらかじめ説明を。また、レディーファーストがベトナムの文化。女性にお金を払わせないことも習慣づいている。
【イギリス】日本人が写真撮影でよくやるピースサイン。手の甲を相手に向けると挑発行為に!
手のひらを外に向けたピースサインは問題ないが、手の甲を外に向けてやると、映画やドラマでよく見る、中指を立てるジェスチャーと同様に。侮辱のサインになるので要注意。
【ブラジル】日本でOKやお金を表す、親指と人さし指で輪を作るジェスチャーは“お尻の穴”の意味
親指と人さし指で丸を作ると、ブラジルでは“お尻の穴”を意味し、卑猥な侮辱ジェスチャーとなる。一方、日本で卑猥とされる「握りこぶしを作って親指を人さし指と中指から出す」仕草は、ブラジルでは「幸運を祈る」という意味に。
※女性セブン2018年8月16日号