駅前の再開発で街が激変
そんな辻堂が人気を集めるようになった最大の理由は、北口の再開発計画により、街の様相が一変したことでしょう。もともと辻堂駅前には、関東特殊製鋼という会社の巨大な工場がありましたが、2002年に撤退を発表し、首都圏の駅前とは思えぬ巨大な再開発計画『湘南C-X』(湘南シークロス)が実現。商業・住居・病院・公園などが整備され、2011年には北口駅前に巨大商業施設「テラスモール湘南」がオープンしました。
北口は便利になりましたが、辻堂に住むならやはり“本命”は南口。駅の南側に住めば、海までは徒歩で10分以内。ジャンボプールやウォータースライダーがある辻堂海浜公園は子供も大人も楽しめますし、ペットを連れて砂浜を散歩するような生活も楽しめます。サーフィンが楽しめる場所で、都心まで通勤時間がもっとも短い街は、おそらく辻堂ではないでしょうか。街では、自転車にサーフボードを乗せた人を多く見かけます。
駅前のテラスモールだけでも大抵の買い物は済みますが、2014年には蔦屋書店を中心に、さまざまなお店が軒を連ねる商業施設『湘南T-SITE』(湘南ティーサイト)もオープン。その“おしゃれ度”は、都心も完全に顔負けです。
家賃相場を見ると、ワンルーム・1K・1DKで5.91万円(ライフルホームズ調べ、8月17日時点)ですが、当然、山側より海側の方が家賃相場は高くなります。海が楽しめ、買い物も便利なら、少々の不満も我慢できるはず。夢の湘南ライフを楽しむなら、第一候補には辻堂をオススメします。