普通のお坊ちゃまから見ても「高嶺の花」か
高校時代の同級生のお嬢様・マリコに、最近子供が生まれました。まさかのシングルマザーです。付き合っていたのはDV気質のある売れない芸人で、マリコの部屋に住まわせていたけど、妊娠を機に価値観の違いに耐え兼ねて彼女から交際を解消。入籍もしなかったというのです。
そんなマリコから声をかけられて、女友達2人と一緒に赤ちゃんを見に行ってきました。港区・乃木坂にある高級マンションです。「親の家の近くがいいから、借りてるんだよね」というマリコ。
「すごい! この部屋いい!」と、訪ねたみんなテンションが上がるような、豪華な作りでした。「色々大変? けどお母さんが近くならいいよね」。
するとマリコ。「親は最上階にいるんだよね。ここ、うちの親が持ってるマンションのうちの1棟なんだー。けど、思ってるより狭いから微妙だよ」
確かにマリコがお嬢様なのは知っていましたが、まさかマンションを都心に何棟も持っていて、親の近所=親の所有するマンションの一室とは思っておらず、みんなびっくりしました。
「っていうかマリコに捨てられるとか、その彼氏もアホだよねww」「その芸人バカだね、だから売れないんだよ」──そう語っていると、マリコはこう答えました。
「私さ、昔から男を見る目がないんだよね。みんなが付き合うような、ちゃんとした男に好きになってもらえないっていうか……で、売れない芸人とか、職なしとか、こっちが“かわいそう”って思って優しくしてると付き合ってって言われて、いつの間にか転がり込んできて。どうしたらいいのかなぁ」