中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

甲子園大会外野席が有料化、高校スポーツで金儲けしていいじゃないか

 いくら高校生の大会とはいえ、全国を代表するほどの実績を作り、各都道府県を挙げて応援団を派遣するその高校に対しては入場料収入を分配することにより、大会をより盛り上げるという発想を持っていても良いのではないでしょうか。甲子園の外野席は1万9043席なので、平均400円とした場合は満席で約760万円になりますが、せめてこの分でも2つの高校にあげられないものですかね。もちろん外野が好き放題言っているだけで関係者からは「そんなに簡単なことじゃねーんだよ!」の声が聞こえてきそうですが、甲子園に出場した高校の関係者が金策に駆け回ることが極力少なくあってほしいのです。

「多くの人々かかわりたいコンテンツは有料であるべき」

 多分、この考えには多くの人が賛同することでしょう。「今までタダだったのに有料化するなんて許せん!」と考える人もいるでしょうが、「今までタダだったのがおかしい」でいいじゃないですか。高校スポーツでカネを取ったら汚れた話になる、ってことですか? それこそスポーツを衰退させる。

 だって、卓球の張本智和選手は14歳の頃だって世界レベルの大会に出て賞金を手にしているわけです。卓越した能力を持つ人の本気の勝負を見るにはちゃんとカネを払うのが当たり前、という風潮を今回の甲子園大会を機に作りましょうよ。

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