配当金狙いで9月中旬頃から相場は上昇傾向か
ちなみに、くりっく株の日経225証拠金取引では、例年の実績から見て9月末に買いポジション1ロットあたり約1万6000円の配当金が入ります(売りポジション保有の場合は同額支払い)。
そして例年の状況を見ていると、9月末に向けて配当金狙いの買いが入り、9月中旬頃から相場が上昇する傾向が見られます。
ですから私は日経225証拠金取引でトレードする際、安くなったタイミングで買いポジションを持ち、9月末に配当金を受け取るまでの間、スイングトレード的にそちらのポジションを保有しながら、デイトレ、スキャルピングでも利益を獲得することを考えています。
また、例年の傾向を見ていると、大抵日経平均株価は8月に1000~1500円の調整安が入る傾向にありますが、今年も2万3000円台から2万2000円台まで、すでに約1000円幅下落した経緯があります。このことも1つのポイントとして意識しています。
【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)。