民間の保険は定年で卒業
続いては、民間保険の保険料の支払いについて。
「保険は60才で卒業するか、見直して最小限にしましょう。生命保険は子供が独立したら解約。医療費は退職金から取り分けて貯蓄すれば必要ありません。例えば、入院給付は1日1万円、最大60日が多いので、60万円あれば備えられます」(井戸さん)
がんも高額療養費制度を使えば、70才からは月の医療費が最大4万4000円に。そのため、がん保険は70才までと、ゴールを決めておくのも手だ。ただし、60才までに払い込みが満了し、老後は支払い不要で保障だけキープできる商品なら継続の価値はある。
イラスト/こさかいずみ
※女性セブン2018年9月27日号