多様な業界の成長企業への分散投資に注目するのは、フィスコ株式アナリストの小林大純さん。
「長期投資を前提にするなら、現時点での株価が高いか安いかより、将来の成長が期待できる企業に万遍なく投資するのがいいでしょう。
その意味では、新興国の所得向上などに合わせて成長が期待される花王やユニ・チャームに注目。高品質な生理用品やおむつは、世界的に需要が高まっています。独自の物流網を持ち、商品力もある良品計画やニトリHDなどもいいでしょう。ユニクロで知られるファーストリテイリングも、アジアを中心に海外消費者に受け入れられており、今後の成長が期待できる企業です。
ゲーム系では任天堂とソニー。任天堂はゲーム機『ニンテンドースイッチ』でV字回復し、業績を大きく伸ばしました。転職市場が活況な人材系は、リクルートHDが今後さらに伸びるとみています」
※女性セブン2018年9月27日号