花火、歴史散策、展望台……余暇の充実度は十分
数回前にこのコーナーで隣駅の本八幡を取り上げ、「市川市役所の最寄り駅は本八幡で、事実上の市の中心は本八幡」と説明しましたが、市川駅の周りも栄えていないわけではありません。北口の商店街は見慣れたチェーン店ばかりですが、一通りの店は揃っており、高架下のShapo、ダイエー、オオゼキ、マックスバリュほか、スーパーも激戦区で、買い物には苦労しません。
駅北側には、弘法寺に向けて細長い一本道(大門通り)が伸びており、他にも旧跡があって、歴史散策にはうってつけ。広大な江戸川沿いではウォーキング、ジョギング、サイクリング、草野球なども楽しめます。駅直結の高層ビルの45階展望室には無料で上がることができ、地上150メートルから360度の眺望を楽しめます。夏には花火大会もあります。交通の利便性では、都営新宿線、総武線、京成の3線がある本八幡に軍配が上がりますが、余暇のバリエーションでは市川も負けていません。
家賃相場ですが、ワンルーム・1K・1DKで6.80万円(ライフルホームズ調べ。9月27日時点)で、7.20万円の本八幡より5000円も安くなっています。渋谷や新宿、池袋など、いわゆる若者が好みそうな街へは小一時間かかりますが、なにせ東京駅まで18分というのは大きな魅力。通勤・通学に便利であれば、検討してみてはいかがでしょうか。