家計

冷蔵庫の新常識 大容量化、設置方法の変化で何が変わった?

側面の隙間はわずか0.5cmでよくなった

 冷蔵庫の設置方法にも、ここ数年で大きな変化があった。背面と側面を5cm程度は空けるのが常識だったが、昨今の冷蔵庫は放熱板がトップにあるため、側面を0.5cm空けるだけでよく、背面は壁にくっついていても問題ないという(ただし、冷蔵庫の上には物を載せないよう注意したい)。

 つまり、以前と同じ置き場所に、もっと容量の大きな冷蔵庫を置くことができるようになったのだ。

 しかも、大きさによっては容量を1段階大きなものにした方が、消費電力も電気代も下がる場合もある。

「もし容量400リットル台の冷蔵庫を選ぶのであれば、より上質な断熱材と高性能のコンプレッサーを投入した500リットル台のタイプを選ぶ方がいい。庫内スペースに余裕が生まれ、ぎゅうぎゅう詰めにならないため、冷却効率が上がります」(ビックカメラ・照井友貴子さん)

 置き場が許せば、大容量を選んだ方がよさそうだ。

※女性セブン2018年10月25日号

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