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「妻のパート」で厚生年金に加入すれば年金額大幅アップも

月々たった400円。「付加年金」で3年目以降は生涯お得

付加年金に加入した場合の付加年金額

 国民年金に加入している人は、支払額を“ちょい足し”するだけで一生得できる「付加年金」という制度がある。WEB情報サイト「オールアバウト」の公的給付ガイドで、社会保険労務士の拝野洋子さんが話す。

「月400円の『付加保険料』を払うことで、年金額を月額200円増やせるという制度です。年金の受給開始から2年間で元が取れて、3年目以降は一生涯得します。国民年金を申請する際、『一緒に付加年金もお願いします』と言えば簡単に入れるので、利用しない手はない」(拝野さん)

 たとえば、現在50才の人が10年間付加年金に加入した場合、支払う保険料は総額4万8000円。これに対し、年金は年額2万4000円増え、10年で24万円もプラスされる計算だ。もし100才まで生きれば(受給期間35年)、84万円も増額されることになる。

 しかも付加年金は、前述の「国民年金の任意加入」制度にも上乗せ可能。このダブルのお得を活用しない手はないだろう。

※女性セブン2018年10月25日号

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