大人の趣味にはどんなものがあるだろうか。30代会社員の男性Tさんが最近ハマっているのは「ポーカー」。彼の言うポーカーとは「テキサス・ホールデム」という種類で、2枚手札が配られたときから、ベットタイムは始まり、期待値の思考などを駆使しながらプレイする。
ポーカーと聞くと、カジノをイメージする人も多いだろうが、カジノのない日本でもポーカーを楽しめる場所はある。
「日本でポーカーをプレイできるのは、スマホアプリなどのゲームもしくはアミューズメント施設です。もちろんお金を賭けることはできませんが、アミューズメント施設ではカジノさながら、ディーラーを前にポーカーをプレイすることができます」(Tさん)
都内だけでもポーカーをプレイできるアミューズメント施設は数十か所あり、ポーカープレイヤーはネットゲームもあわせると、全国に数十万人いるともいわれている。Tさんはネットのポーカーではなく、リアルのポーカーの魅力に惹きつけられたようだ。
「アミューズメント施設で、相手の顔を見ながら行うポーカーは、お互いの心理の読み合いが醍醐味です。同じテーブルにいる人たちとお酒を片手に会話をすることも楽しみのひとつ。ひとりでふらっと居酒屋に立ち寄り、近くで飲んでいる人と親しくなるという感じに近いかもしれません。ポーカーをやりながら自然と会話が生まれるので、私の場合居酒屋よりラクです。可愛い女性ディーラーもいますし(笑)。私は池袋のお店によく行きますが、1日で使うお金も数千円程度です」(Tさん)
Tさんのようにポーカーにハマる人が近年増加し、各地で競技大会が頻繁に開催されるほどに。10月7~8日には、東京・銀座にて全国大会が行われた。