ローソンのマロンどら焼きは舌触りが◎
ローソンでは、『生どら焼(小倉クリーム)』(150円)と『イタリア栗のもっちりとした生どら焼』(165円)を販売している。
こちらの『生どら焼(小倉クリーム)』は、ファミマと同様クリームに小豆が練り込まれた“小倉クリーム”のどら焼きだ。サイズ感としては少々大きめで、厚くふっくらした生地の食べごたえも十分。ボリューム感があり、“菓子パン”のような感覚もあった。
『イタリア栗のもっちりとした生どら焼』は、マロンダイスが入ったホイップクリームとマロンペーストの2層仕立てとなっている洋風などら焼き。もちもちとした生地としっとりとした食感が特徴的だ。マロンペーストの舌触りがよく、味だけでなく感触でも楽しめる。大きさは少々小ぶりだが、甘さ控えめのクリームがたっぷりなので、想像以上にお腹いっぱいになるのも意外な点だ。
セブン-イレブンはティラミスどら焼き
セブン-イレブンでは『こだわり卵のふんわり生どら焼』(199円)、『ティラミスパンケーキどら』(199円)、『プリンの生どら』(190円)を販売している。
ファミマとローソンの生どら焼が“小倉クリーム”仕様だったのに対し、セブン-イレブンの『こだわり卵のふんわり生どら焼』は、あんことホイップクリームが別になっている2層方式。あんこもホイップクリームもたっぷりで、なかなかのボリューム感。また、こだわりの卵「エグロワイヤル」を使った生地も香りが豊かで、ふっくらした食感はパンケーキに近い。
一方『ティラミスパンケーキどら』は、ココア味のパンケーキ生地に、チーズクリームとチョコトリュフを挟んだ異色などら焼き。形状こそどら焼きだが、生地はもっちりしており、見た目も洋風で、「ティラミス&パンケーキ」のという印象が強い。どら焼きというより、チョコ系スイーツとして楽しめる。
『プリンの生ドラ』は、あんこではなく、どら焼きの生地にプリンがそのまま挟まったスイーツ。もはやどら焼きではないが、カラメルソースのほろ苦さもあり、意外と上品に仕上がっている。
一見して似ているようで、生地の食感や大きさ、クリームの“方式”に差があるコンビニのどら焼き。意外とバリエーションが豊かなので、それぞれを食べてみるのも面白いだろう。