何かと出費が多い年末年始に備えて、少しでも節約に励みたいところ。大掃除などで使わなくなった衣類や家具などの不用品が出てきたら、売ってお金にするという手もあるだろう。ただ、売るタイミングには注意したい。
「不要品を売るなら、12月より11月に」というのは、節約アドバイザーの丸山晴美さんだ。年末の大掃除シーズンは、売る人が多くリサイクルショップも大忙し。買い取ってくれなかったり、査定に時間がかかることも。フリマアプリを活用するにしても、出品者が多い12月は値段も下がりがちになるからだ。
「特に冬もの衣料は12月に売る人が最も多いので、11月中に売った方が高値で売れます」(丸山さん)
売り方としては、フリマアプリやネットオークションなどに出品するか、まとめてリサイクル業者に買い取ってもらう方法がある。前者は、商品の写真を撮ってPR文を作り、梱包や発送まで自分で行うのが一般的。後者は、商品を店に持って行ったり、郵送するだけなので手間がかからないが、買い取り価格は、先方任せになる。高値か、手軽さかで売る方法を選ぶようにしたい。
参考になるのは実際に売った人たちの生の声だ。成功談から失敗談まで様々ある。