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泳ぐ、おっつける… 野球談義に入っていくため覚えておきたい表現【打撃編】

野球ならではの言い回しは意外と多い(イメージ)

野球ならではの言い回しは意外と多い(イメージ)

 サッカー、相撲、テニス、ゴルフ、フィギュアスケートなど、日本には人気スポーツがいくつもありますが、ドラフト会議や日本シリーズの盛り上がりを見ると、やはり野球が日本のスポーツ界の主役のひとつであることは間違いないでしょう。しかし野球は専門的な用語や言い回しも多く、職場などで会話の輪に入れなくて悩んでいる人もいるはず。そこで、「こいつ野球分かってるな」と思わせるための表現をいくつか紹介します。今回は打撃編です。

【ドアスイング】
 一口に「バットを振る」といっても、主にホームランバッターがやる下から上への「アッパースイング」、地面と水平に振る「レベルスイング」など、色々な振り方がありますが、やってはいけないと言われるのが「ドアスイング」。腕が体から離れた状態でスイングするとドアスイングと言われ、少年野球では必ずといっていいほど直されます(壁の前でバットを振らされることも)。

例文:「柳田の不調はしばらく続くだろうね。完全にドアスイングになっちゃってるもん」

【泳ぐ】
 ボールを遠くに飛ばすために大事なことは、バットをしっかり振ること。しかし試合では、狙いと違うコースの球が来たり、速球を待っていたのにスローボールが来たりして、フルスイングができないことがしばしばです。そんな、「あ~、バットを振り始めたけど、狙った球と全然違うわ~」という状態で、腕が伸び切ったような、中途半端なスイングになってしまった状態が「泳ぐ」です。「泳がされた」という言い方もありますし、「泳ぎながらもヒットを打った」という場合もあります。

例文:「せっかくのチャンスだったけど、ロサリオは外のボールに完全に泳いじゃったね」

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