年末年始はクリスマスやおせちなどのごちそうに飲み会、帰省、お年玉など、気づくととんでもない出費になり、まさかの大赤字なんてことも。そうならないように、12月の“特別出費”を把握して、対策をとりたい。不測の出費に対応する方法を専門家に聞いた。
●年末年始の買い出し
この時期は年末セールが開催される。ついコートやブーツなどに手が伸びがちだが、服飾品は年末より年明けの方が安くなるという。「1月に売れなかったセール品が2月に再値下げされることもあるので、年末に買うのは損! 2月まで待って」(節約アドバイザーの丸山晴美さん)。12月は外出を極力控え、セールに惑わされないようにしましょう。
●クリスマス関連
子供へのクリスマスプレゼントは、11月中に希望の品を聞いて用意を。「クリスマスが近づくにつれ、人気商品は在庫切れになることも。店頭で買えないからと、Amazonマーケットプレイスなどで個人出品しているものをネットで買うと、割高に設定されている場合も。何事も早めの行動が得につながります」(丸山さん)
●バザー、フリーマーケット
年末が近づくと、家の中の整理をし、いらないものをバザーやフリーマーケットに出すケースが多い。可能なら参加し、いい品を安くゲットしよう。ただしこの時も、「予算は1000円まで」「冬の子供服を1点」など、予算と限度を決めておくこと。自分で出店してお金を稼ぐのもおすすめだ。
●帰省・旅行
「高速バス、新幹線、航空会社など各交通機関は、1か月~1か月半前から早割の販売を開始します。遅くても12月上旬、できれば11月上旬に早割チケットを確保しておきましょう」(丸山さん)。家族の人数が多いほど、早割で買えば、交通費節約に大きな効果がある。また、スーツケースが必要な場合は、レンタルを検討しよう。
●忘年会
参加する回数と予算を決めておこう。また、「一次会まで」と決めておけば、二次会の費用はもちろん終電を逃してタクシー帰宅という大きな出費も防げる。「ママ友との忘年会なら、自宅で持ち寄りパーティーにしたり、ランチ会に。率先して幹事になり、コスパのいい店や幹事が無料になるプランを探すのもおすすめ」(丸山さん)
※女性セブン2018年11月15日号