契約キャリアと系列の違う格安スマホ会社にする場合は、さらに「SIMロックの解除」が必要だ。手続きは店頭やインターネットから行える。
もう1つの移行方法は、これまでとは別のスマホで移行する方法だ。スマホジャーナリストの石川温さんが話す。
「格安スマホ会社はSIMカード単体の販売もしていますが、『スマホ本体+SIMカード』のセット販売もしています。また、家電量販店などで、SIMフリー版のスマホを自分で購入し、SIMカードだけ格安スマホ会社と契約する方法もあります。ただ、端末によっては格安スマホ会社が対応していない場合もあるため、事前に確認が必要です」
2年や4年など、契約期間に縛りがある大手キャリアもある。この期間の解約は「解約手数料」がかかるため、乗り換える時期にも注意したい。
どれくらい安くなるのか。一般に、1か月のデータ使用量は、メールやLINE、インターネット閲覧程度なら、3GBほどで足りるとされる。ドコモの「カケホーダイライトプラン(5分以内の通話無料)+データMパック(5GB)」と、DMMモバイルの「通話対応SIM5GBプラン+10分かけ放題」を比較したところ、ドコモでは月額7000円だが、DMMモバイルなら月額2760円と大幅にダウン。年間にすると5万円以上安くなる計算だ。単純にこれが家族4人分と仮定すると、年間20万円以上得することになるのだ。
※女性セブン2018年11月22日号