また、三軒茶屋周辺ではないが、同じ東急田園都市線沿線の梶が谷駅前のスーパーでは168円で販売されていた。
これらの販売価格の差について、コンビニやスーパーマーケット事情に詳しいフリーライターの小浦大生氏はこう分析する。
「お菓子の販売価格は日々変動するので、今回のデータはあくまでも“こういう傾向がある”程度のものだと思います。ただ、三軒茶屋駅周辺は競合するスーパーが複数あるので、他店を意識して割引されていることもあるのでしょう。一方、梶が谷駅前にはスーパーが少なく、競合がない分、割引されていないという可能性も考えられます。
また、お菓子専門チェーンについては、全商品が安いわけではなく、その時々で目玉となる特売の商品があるという感じ。もしもハッピーターンが特売の対象だったら、もう少し安かったかもしれません」
ネットで買うよりもスーパーで買った方が安い
家電などであれば、店舗で買うよりもネットで買った方が安いケースも多いが、ハッピーターンの場合はどうなのだろうか。
Amazon.co.jpでハッピーターンの価格を調べてみると、108gの12袋セットで税込み1909円で販売されている。1袋あたり税込み159円で、税抜きであれば約147円だ。
アスクルが個人向けにサービスを提供している「LOHACO」では、108gが3袋で税込み543円。1袋あたり税込み181円で、税抜きなら約168円となる。
さらに、亀田製菓の公式ネットショップでも販売されており、そちらの価格は108gが1袋税込み198円。税抜きであれば約183円だ。
ネット通販も小売店も販売価格帯はほぼ同じだが、もっとも安いのはディスカウントストアDという結果になった。