全国に588もの店舗を構えるファミリーレストラン「ココス(COCO’S)」。その親会社は、「すき家」や「ジョリーパスタ」などを運営するゼンショーホールディングスだ。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏が説明する。
「ココスの1号店がオープンしたのは1980年。元々は茨城県のスーパーマーケット『カスミ』の外食部門のなかの1店舗という形でした。その後、ゼンショーグループの傘下となり、『CASA』や『サンデーサン』といったファミレスチェーンが『ココス』に転換され、現在の形となっています」
ココスのメニューのなかで中核を担うのがハンバーグだ。ココスのハンバーグのファンだという20代の男性Aさんは、こう話す。
「ごくごくシンプルなハンバーグ。個人的なお気に入りはデミグラスソースです。ふっくらしていて肉汁もしっかり入っていて、いつでも安心して食べられる。一番シンプルなハンバーグであれば690円(税別、以下同)という値段も魅力です」
定番メニューである「ココスのハンバーグ(160g)」は690円。ライスまたはパンとドリンクバーがついた「Aセット」が400円、グリーンサラダとドリンクバーの「Bセット」が400円、ライスまたはパンにグリーンサラダとドリンクバーがついた「Cセット」は600円となっている。