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「今のはランエンドヒット」…野球談義に入っていくため覚えておきたい表現【総合編】

【便利屋】
 最近は「ユーティリティプレーヤー」などという言い方もしますが、要するに色々なことが出来る選手のこと。内野も外野も守れたり、足が早くてバントも上手かったり、投手ならワンポイントリリーフや長いイニングの中継ぎができたりと、使い勝手の良い選手のことをこう言います。良い意味でも使いますが、「便利屋扱い」などと言う時はマイナス表現なので、要注意です。

例文:「ベンチに1人、便利屋がいるとチームは助かるんだよね」

【フロントが……】
 これはこれからのシーズンオフにぜひとも使いたい表現。契約更改やFAをした選手の獲得など、ファンは好き勝手に騒ぎますが、結局それを決めるのは球団(=フロント)。気に食わないことがあったら、監督や選手に当たらずに「フロントが……」と言っておけば丸く収まります。やや似た表現としては、「スカウトが……」と、スカウトに責任を押し付けるというやり口もあります。

例文:「みんな金本がダメだったっていうけど、結局阪神はフロントがダメなんだよね」

 投手編、打撃編と合わせれば、アナタはもう完全なる野球通(?)。来シーズンが始まるまではまだたっぷり時間があるので、ゆっくり覚えてみて下さい。

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