住まい・不動産

東京を代表する観光地「浅草」は住む街としても魅力的?

イベントやアトラクションがてんこ盛り

 浅草に住む最大のメリットは、とにかく退屈しないこと。雷門、仲見世通り、浅草寺、かっぱ橋道具街、花やしきなど、見るところ、遊ぶところはいくらでもありますし、スカイツリーもすぐそこです。通称「六区」では落語や演芸も楽しめます。さらに隅田川花火大会、三社祭、浅草サンバカーニバルといったイベントもあります。洋食、和食、甘味などの名店も点在しており、遊びだけでなく胃袋も満たすことができます(観光地価格ではありますが……)。

 週末ともなれば、雷門前を中心にどこも大混雑で、まともに歩くことがままならないような場所もありますが、住んでしまえば、混む場所・混まない場所はやがて分かるようになるので、混雑はそれほど気にしなくて良いでしょう。それによりも、スーパーがあまり充実していないのと、緑がほとんどないところが気になります。そういった意味では、あまりファミリー向きではないかもしれません。

 家賃相場を見ると、ワンルーム・1K・1DKは8.71万円(ライフルホームズ調べ。11月1日時点)となっており、銀座まで乗換なし、20分弱でこの価格はお値打ちかもしれません。どこに行っても似たような雰囲気の街が多いなか、浅草の魅力は唯一無二。新参者が地元の濃密なコミュニティに入り込むには、かなりのコミュニケーション能力が必要でしょうが、“住む街”としても検討する価値は十分あると思います。

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