キャリア

子どもの習い事 教育費をかけべきる部分と削るべき部分の考え方

 子どもがやりたいことを出来ていないと思う方は、一度お子さんとじっくり話をしてみてください。ただし、子どもは大人と違って、「自分のできること」や「自分がやらなくてはいけないこと」といった分類を上手にすることができません。だから、まずは「興味」を最優先してあげるのがよいと思います。

 やりたいことを継続する中で「できること」が積み上がっていき、「やりたいこと」と「できること」が合致するようになったら、子どもの中で「自分がやらなくてはいけないこと」という、次のミッションに変わっていきます。その過程を見守っていきましょう。子どもの持つ等身大の興味以上に教育費を使っている場合は、子供の将来に繋がらないのでその費用は削減すべきです。

 また、子どものやりたいことが複数あり、家計にしめる教育費が大きい場合も費用の削減を考えなくてはいけません。この場合は、子どもにやりたいことの優先順位をつけてもらいます。

 親としては子どものやりたいことをやらせてあげられないのは辛いことです。ただ、老後のための十分な資産形成ができない状態で大きな教育費を支払い続けることは、将来子どもに大きな経済的負担をかけることに繋がります。また、子どももやりたいことを選択することによって、やりたいことへの想いがさらに強くなり、結果として子どもの将来に繋がる可能性もあります。親としてはこの可能性を最大化してあげることに注力すべきではないでしょうか。

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