回収された小型家電は、プロジェクトに参加している小型家電リサイクル法の認定業者が分解・選別などの処理を行う。さらに、精錬業者によって金・銀・銅を抽出して精錬。これを材料に、金・銀・銅メダルを合計約5000個製造するのだ。
プロジェクトを開始した2017年4月~2018年8月までの累計で、全国の参加自治体による回収量は約3万8579トン。NTTドコモによる携帯電話の回収は約459万台だ。6月末までの回収分を精製した金属の納入状況は、金16.5kg、銀1800kg、銅2700kg。銅はすでに100%を達成している。
プロジェクトは2019年春頃まで実施予定。使わなくなった小型家電を処分して東京2020大会に参加できるチャンスを逃すのはもったいない。
※女性セブン2019年1月1日号