直近ドル円相場をどう見るか
12月中旬時点で米ドル円相場は1ドル=112円台から114円台を行ったり来たり、大幅レンジを繰り返している状況にありますが、ここで私が意識するのは10月4日につけた1ドル=114.565円(くりっく365より)という価格です。
相場が1ドル=114円台にしっかり乗ってきて1ドル=114.565円を上抜いてくれば、1ドル=116円台まで上昇する可能性を私は意識します。
なぜ1ドル=116円台なのか。簡単にお伝えすると、相場には「レンジの値幅だけ上昇する」という法則があり、1ドル=116円台という価格は、その法則に基づいて導き出される価格です。
これはほんの一例ですが、相場にはこのような法則が存在すると考えており、私はその法則に従ってトレードを実践し、利益を出しています。
そしてお伝えしたいことは、このような的を射た法則を、熱意を持って学び、場面に応じて適切に使いこなせるようになることが、才能や向き不向きよりも大切だということです。
人それぞれ相場に対して様々な考えをお持ちだと思いますが、「いつまで経っても利益が出ない」と嘆いてらっしゃる方は、2019年に向け、熱意を持って相場を学ぶ決意をされるべきだと私は考えます。
【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)。