住まい・不動産

住みやすさの割に低評価? 交通、買い物、散策も充実の「駒込」の魅力

駒込駅のすぐ目の前には、都内屈指の紅葉スポット・六義園がある

駒込駅のすぐ目の前には、都内屈指の紅葉スポット・六義園がある

 住んでみたい街の理想と現実には、得てして大きな差があるものだ。憧れのあの街は果たして本当に素敵な街なのか? まったくノーマークだけど、実は住みやすい街は? 今回は「駒込(東京都豊島区)」について、ライターの金子則男氏が解説する。

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 先ごろ、首都圏のみならず全国的な話題となったのが、JR山手線の新駅の駅名。公募ではほとんど票が入らなかった「高輪ゲートウェイ」が駅名に採用されたことで物議を醸しましたが、騒動の大きさは、改めて「山手線」という路線の影響力の強さを証明しました。今回取り上げる「駒込」は、隣駅の田端とともに、山手線の最北に位置する駅。有名駅がひしめく山手線の中では地味な部類に属する駒込の実力を検証してみましょう。

 鉄道はJR山手線と東京メトロ・南北線の2線。山手線が通っているだけで、もう何の文句もありませんが、南北線では永田町や六本木方面(六本木一丁目駅)など、東京の最中心部に1本で行くことができます。池袋まで7分、新宿まで15分、東京駅まで17分と、主要駅までもさして時間は掛からず、鉄道の便は申し分ありません。

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