住まい・不動産

住みやすさの割に低評価? 交通、買い物、散策も充実の「駒込」の魅力

 道路状況も良好です。北口改札の目の前を本郷通りが通っていて、都心方面にスムーズに移動が可能ですし、埼玉や北関東方面に向かう国道17号や国道122号にもストレス無くアクセスできます。基本的にどこへ行くにも電車で事足りる街ですが、車があればさらに楽しめるでしょう。

「住みたい街」ランキングの数字は低すぎる?

 山手線の人気は絶大で、SUUMOの「住みたい街ランキング2018」のベスト10には、恵比寿(2位)、品川(4位)、池袋(5位)、新宿(7位)、目黒(8位)と、実に5駅がランクインしましたが、北側の人気は低く、駒込は79位に留まっています。個人的には、この数字は低すぎると思います。

 駅前には、都内屈指の紅葉スポットの六義園(りくぎえん)があり、近所には美しい庭が有名な旧古河庭園もあって、散歩をするには最適。東口にはアゼリア通り、駅からほんの数分の場所には、“商店街の教科書”のような霜降銀座商店街があり、いつも買い物客で賑わっています。スーパーも選択肢は多く、日常の買い物には苦労しません。

 駅周辺は高層、低層のマンションが立ち並ぶ高級住宅街ですが、商店街の雰囲気は庶民的。東口方面にはいわゆる“せんべろ”的な店も含めて居酒屋が多数あり、呑兵衛には嬉しいところ。雰囲気は高級で物価は安めとは、まさにいいとこどりです。

 気になる家賃はワンルーム・1K・1DKで8.74万円(ライフルホームズ調べ。12月9日時点)と、それなりのお値段ですが、この一帯はかなり物件が多く、条件を緩めれば予算に見合うものが見つかる可能性は十分あります。南北線で1駅離れた西ヶ原まで範囲を広げれば、6.89万円と一気に値段は下がります。若者も年配の方も、独身者もファミリーもオールジャンル対応可能な、大変住みやすい街だと思います。

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