冒頭で紹介した漆原直行さんですが、彼は「ビジネス書ウォッチャー」を仕事としていますので、大量のビジネス書を読んでいます。その結果として『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』を執筆したので、非常に説得力があります。そして彼はそれにより印税を貰い、様々な仕事を獲得するに至りました。
色々ビジネス書について否定的なことを述べてきましたが、これだけは読んだ方がいい、というビジネス書が2冊あります。松下幸之助の『商売心得帖』と『経営心得帖』です。私が27歳の時、会社を辞めて一人で食っていくことを宣言した際に会社の先輩が「これぐらいは読んでおけ」とプレゼントしてくれた本です。この2冊こそビジネスの神髄が詰まっていますので、挙げさせていただきます。