コンビニたこ焼きの場合、屋台で売られているたこ焼きのように表面のカリカリ感はあまり感じられない。そんなカリカリ感がほしいときはどうすればいいのだろうか。
「残念ながらカリカリ感を再現するのは難しいでしょう。しかし、たとえばかつお節を追加で振るなどして、たこ焼きの水分を吸わせることで、しっとりしすぎないようにすることは可能です」
具材の食感も楽しめるローソンのたこ焼き
ローソンでは「Lたこ焼(8個入り)」が販売されている。8個入りで388円、1パックあたりのカロリーは399kcalだ。
「ファミリーマートのたこ焼きに比べると、トロトロ感は控えめで、表面もふにゃふにゃではなく、多少しっかりした印象のたこ焼きです。コンビニたこ焼きのなかでは、専門店や屋台のたこ焼きに近い雰囲気かもしれません。生地の中でほんのりと感じられる、キャベツやねぎなどの具材の食感も特徴的です。また、添付されているソースが、広島県の『オタフクソース』だというのもファンにとっては嬉しいところでしょう」
価格はファミリーマートよりも少々高めだが、その分カロリーも高め。カロリーベースのコストパフォーマンスという点では、いい勝負といえそうだ。
たこの大きさが際立つ、セブン-イレブンのたこ焼き
セブン-イレブンで販売されているのは「おだしの風味が香る!たこ焼」。6個入りで価格は330円。1パックあたり331kcalだ。
「ファミリーマートとローソンが8個入りなのに対し、セブン-イレブンは6個入り。価格は安めではありますが、カロリーを見てみると、ファミマとローソンの間の数値となっていて、単純に個数が少ないから、ボリュームが少ないというわけではないんです。というのも、セブン-イレブンのたこ焼きは1個が大きめなんです。また、入っているたこもすごく大きい。かなりの存在感です。
生地は完全にトロトロ系。表面もしっとりしています。大きめなので食べごたえもあるのですが、ちょっと食べにくいかもしれません。とはいえ、その食べにくさがたこ焼きの醍醐味でもあるので、大きめだということはひとつの魅力となっていると思います」