JR指定席を取るなら、1か月前の朝10時から始まる予約開始時間に出遅れないこと。どんな人気列車も横一線なので、例えば国内唯一最後の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」を狙ってみるのもいい。さらに、新幹線+宿のセット売りや「ハロー!自由時間パス」のようなGW利用可の会員制度も注目だ。
一方、飛行機の場合はどうか。エアライン事情に詳しい旅行情報メディアTraicyの後藤卓也さんによれば、
「日本国内のLCC(ローコストキャリアの略で、格安航空会社のこと)はGWなどの繁忙期はセール対象外で、航空券は空席が減れば減るほど価格が上がるのが一般的。ただ、空席が多いほど割安なので、早めの検索で速やかに押さえるのが賢明です」
鉄道は「JR+宿泊」のセット売りや会員制度が狙い目
最近は飛行機でも新幹線でも、往復の移動と宿泊を利用者自身が自由に組み合わせることができる「ダイナミックパッケージ」と呼ばれるフリータイプの旅行がお得で人気。
例えば、上画像は「JR東日本ダイナミックレールパック」の検索画面だが、これもそのダイナミックパッケージの鉄道版の1つ。これを利用する場合は、宿泊は1泊以上ならOKで、ホテルの1泊以外は実家や知人宅に滞在してもよいなど自由度が高い。対象はJR東日本エリアのほか、北海道(道内エリア)や北陸も手配可能だ。