代行業においては、高齢になるほどオイシイ仕事にありつけることがある。最近は簡素化しつつあるが、地方では豪華絢爛な葬儀がまだまだ健在。葬儀の出席代行は、サクラとしての需要がある。特に高齢の参列者の方がリアリティーがあり、しめやかで落ち着いた雰囲気になる。年齢が高いほど需要が多いため、近年ギャラが高額化しているという。『複業の取説』著者の染谷昌利さんが語る。
「この10年で単価は2倍近くになり、月に10万円以上稼げることもめずらしくありません」
自分が参列する側で、仕事などで行けないから、香典と記帳を代行してもらうケースも多く、その際は年格好が近い中高年が望まれるという。
※女性セブン2019年1月17・24日号