増税凍結による内需の回復に伴い、「小売」「外食」関連も外せないところだ。「小売では、100円ショップのキャンドゥが時価総額300億円以下、中古PC販売で引き取り回収などが堅調のパシフィックネットは時価総額が34億円程度と小さく、大幅な値動きが期待できます。
外食では、丸亀製麺を展開するトリドール、280円均一の焼き鳥屋で出店攻勢をかける鳥貴族などはアクティブな個人投資家の人気が高く、大きく反応しやすい銘柄として挙げておきたい」(同前)
いずれも時価総額は総じて小さく、「短期的には少なくとも5割増は期待できるし、時価総額300億円以下の銘柄ならテーマ化して勢いがつくと、株価倍増も狙えると見ています」と藤井氏は期待を寄せる。
※週刊ポスト2016年4月8日号