ローソンのあんかけ焼そばはゆで卵入り
ローソンでは『1/2日分の野菜が摂れるあんかけ焼そば』(498円)が販売されている。こちらもセブン-イレブン同様に「1/2日分の野菜が摂れる」と銘打っており、白菜、にんじん、もやし、ブロッコリー、きくらげなどが入っている。さらに、半分のゆで卵も入っており、ボリューム感を演出。からしと米酢が別途添付されており、味の変化を楽しむことが可能だ。1個あたりカロリーは436kcal。
今回記者Aが実食したのは関東地域のローソン限定で販売されているバージョンの「1/2日分の野菜が摂れるあんかけ焼そば」。価格は498円で同じだが、カロリーは512kcalとなっている。
関東限定バージョンでは、ブロッコリーではなく小松菜が入っており、豚肉も入っている。あんのとろみは強めで、味付けも濃く、こってりとした味わいとなっている。カロリー高めということも含め、ガッツリ食べられるあんかけ焼そばといえそうだ。
ファミリーマートは小エビ1個で野菜メイン
ファミリーマートで販売されているのも、『1/2日分の野菜が摂れるあんかけ焼そば』(460円)であり、やはりコンビニあんかけ焼そばの世界では“1/2日分の野菜が摂れる”ということがスタンダートになっていることがわかる。
入っている野菜は、白菜、にんじん、もやし、小松菜、玉ねぎ。そのほかの具は小エビが1尾。別添付でからしもついている。カロリーは457kcal。
具のラインナップ的には、そこまで特徴的なものはないように見えるファミマのあんかけ焼きそばだが、ボリュームは多め。野菜の比重が大きいこともあり、全体的にさっぱりとした印象となっている。味付け的にもさっぱり系なので、パンチが欲しい場合は添付のからしを使うとより楽しめる。
とにかく、コンビニのあんかけ焼そばは「野菜が摂れる」ということを強く押し出しており、実際に野菜のボリュームが多いものばかりだ。日頃、お弁当や外食ばかりで、野菜を積極的に摂る習慣がない人にはもってこいのメニューといえるかもしれない。そして、手軽に野菜を摂れるということが、「あんかけ焼そば」が長年愛されている理由なのだろう。