ラサールロジポート投資法人 投資証券(3466)市場平均予想
企業概要
週間相場見通しでも長期保有で推奨している物流特化型のリートです。
東京・大阪エリアの大規模な優良物件を投資対象とします。スポンサーは世界的不動産投資顧問会社で、日本においては2000年代のリート黎明期から投資を続けてきた物流施設の開発・投資のフロントランナーです。
2016年2月17日(水)に新規上場したばかりのリート銘柄です。公募価格は仮条件上限にあたる一口10万円、初値は10万5000円でした。減価償却費の30%を目処として毎期継続的に利益超過分配を行う方針としています。
注目ポイント
AA-(日本格付け研究所)を取得していることからわかるように、強固な財務体質を構築している点も、特徴の一つです。同投資法人は、有利子負債比率を定常時50%程度で維持するとしていますが、上場時36.4%と低い値でスタートしました。今後の柔軟な物件取得に対応できる財務内容と言えます。また超低金利を利用した借入による投資で運用することで、分配金の増加が期待できます。
同投資法人の所有する千葉・神奈川にある計8棟の物流施設の取得価格は1,614億円であるのに対し、REIT時価総額は1108億円と割安です。
有利子負債額は680億円ありますので、時価ベースの資本と合わせると1,788億円となり、資産側の物件価値を少し上回る程度に過ぎません。上場リートの半分くらいが純資産の1.4倍~2倍以上の時価総額にもなっていること、特に(ネット通販で)成長の見込める物流系は高めになっている事などを考えれば、割安なREITではないかと思います。
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