節約の達人たちは、どんな節約生活を送っているのだろうか? 節約アドバイザー丸山晴美さん一家(子供と2人暮らし)の生活費は、食費が月約3万円で、水道光熱費や日用品費を合わせても月5万円以下だという。
一体どのようにセーブしているのか。本誌記者が密着してみると、その生活は「マメの積み重ね」だと判明! 例えば掃除機の強度は常に「弱」設定にする、クーポンを欠かさずチェックするなど、私たちが「これくらい、いいか」と見過ごしがちなことまで徹底して行っていた。
「わが家の家訓は“タダこそ正義”。おやつやぞうきんなど、手作りできるものにはお金を出さないようにしています」(丸山さん・以下同)
一方、長期的に家計の助けとなるものにはお金を惜しまないのも特徴だ。例えば家電は、高くてもエコ機能を搭載したものにするなど、販売価格だけを気にするのではなく、長く使うほど水道光熱費がお得になる機種を選んでいるという。
「最近の家電は便利な機能がたくさんついています。これを使いこなせば、お金だけでなく、時間の節約にもなるんです」
そうしてできた時間は勉強に費やしている。実は丸山さん、節約アドバイザーとしての知識を常に更新するため、放送大学で勉学を続けているのだ。