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【日本株週間見通し】日経平均は21000円を挟んだもみあいか

 テクニカル的に日経平均は、上昇に転じている5日移動平均線と25日移動平均線上で推移する中、13日、14日と取引時間中では下降中の75日移動平均線を上回る場面もあったが、終値では抜け切れずに、その後週末にかけて失速した。目先は75日線が上値を抑える形となっている。一方、2月末と3月末を控えて、配当を始めとする各種権利取り確保の買いから、突っ込みどころでは買い需要も高まりやすくなってくる。高配当利回りの銘柄には関心が向かいやすくなる。このほか、2月以降にネットイヤー<3622>、デサント<8114>、カブドットコム証券<8703>、ベリサーブ<3724>、ユーシン<6985>など株式公開買付けの発表が相次いでいることも注目すべき動きとなっている。

 今週の主な国内経済関連スケジュールは、18日に12月機械受注、19日に1月首都圏新規マンション発売、20日に1月貿易収支、1月コンビニエンスストア売上高、1月訪日外客数、21日に12月全産業活動指数、22日に1月消費者物価指数、清田瞭日本取引所グループCEO会見、今年第1号IPOとなる識学<7049>のマザーズ上場が予定されている。

 一方、米国を含む海外経済関連スケジュールでは、18日に米ワシントン誕生記念日で休場、19日に米2月NAHB住宅市場指数、20日は1月29日・30日開催のFOMC議事録、21日は米2月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米12月耐久財受注、米1月中古住宅販売件数、米1月CB景気先行総合指数、22日は1月ユーロ圏の消費者物価指数がそれぞれ予定されている。

 このほか、国内外で予定されているイベント・トピックスとしては、20日は東京都議会定例会開会、22日は惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」に着陸予定、23日は安倍晋三首相の通算在職期間2617日(吉田茂元首相を抜き歴代4位に)、皇太子さま誕生日(59歳)、24日は第91回米アカデミー賞授賞式(ロサンゼルス)、EU・アラブ連盟首脳会議(25日まで、エジプト)、天皇陛下在位30年記念式典、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票がある。

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