トレーダーにはカレンダーが必需品です。
もちろん、経済指標の発表やイベントがあるかを確認することも大事ですが、どこが祝日で休みになるかということで、マーケットの動きにまで影響してきます。特にニューヨークが祝日になると、他のマーケットが沈滞することは良くあることです。
また日本の長い休みである年末年始、ゴールデン・ウィークは、海外の投機筋の狙い目ですから、本邦勢も正月気分や休み気分に浸っているわけにはいきません。
もっと日常的には、1週間の中でも今日が何曜日であるかということは重要です。 だいたい週の前半と後半とで相場つきは変わります。
前週末に出来た流れを週初は踏襲して火曜か水曜まで続きますが、木曜あたりで変化が見られ、金曜には翌週をにらんだ新しい流れが出来ます。金曜はそれまでとはまるっきり逆に転じるか、それまでの流れを加速させるかするよう思います。
トレーダーの中には日柄(暦の上でのその日の吉凶や、日数)を重視するトレーダーもいて、それを調べるためにも、カレンダーは欠かせません。
私自身はあまり厳密に日数計算をしていませんが、それでも季節的にこの時季にはマーケットにおいてはどういうことが起きるのかについては、気をつけています。
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