マイルドで食べやすさもあるファミマ
ファミリーマートでは『野菜マシにんにく醤油ラーメン』(550円)が販売中。原材料表示に内容量は記載されていないが、1包装あたりのカロリーは555kcalで、セブン-イレブンの『豚ラーメン』よりもカロリーは少ない。
こちらの『野菜マシにんにく醤油ラーメン』に入っている具は、もやし、キャベツ、小さく刻まれたチャーシュー。その上に一味唐辛子がふりかけてある。商品名に「野菜マシ」と入っているように、確かに野菜は多めな印象。特にキャベツの割合は、セブン-イレブンの『豚ラーメン』より多そうだ。
麺の太さはセブン-イレブンとほぼ同じで約5mm。しかし、セブンの『豚ラーメン』に比べると多少柔らかめ。お店で食べるガッツリ系ラーメンと比べると、噛みごたえに物足りなさを感じるかもしれないが、食べやすさという意味では初心者にはありがたい。
豚骨醤油のスープは、セブン-イレブンの『豚ラーメン』よりもマイルドな味わい。醤油の強い風味がガツンとくるという感じではなく、にんにくが強めの醤油ラーメンといった雰囲気かもしれない。味が濃すぎて途中で飽きてしまうという感じではないので、たくさんの野菜と麺を最後までしっかり食べられる。
チャーシューは細かく刻まれているので、ホロホロ感を楽しむことはできないが、クセもあまりなく、食べやすい印象となっている。
本格的なセブン-イレブン、初心者でもいけるファミマ
セブン-イレブンの『中華蕎麦とみ田監修豚ラーメン』とファミリーマートの『野菜マシにんにく醤油ラーメン』を比較した印象としては、ガッツリ度が高いセブンと初心者でも食べやすいファミマといったところだろうか。
さすがは人気店の監修ということもあり、普段からガッツリ系ラーメンを食べているという人々のツボを抑えているのがセブン-イレブンの『中華蕎麦とみ田監修豚ラーメン』。一方、ファミリーマートの『野菜マシにんにく醤油ラーメン』は、ガッツリ系ラーメンの要素をコンビニラーメンの枠内に上手く落とし込んだといったイメージかもしれない。必ずしも方向性は同じではない、似て非なるガッツリ系ラーメンと考えたほうがよさそう。