住まい・不動産

達人が教える「劇的片付け術」 さよならは5秒で決める!

【3】出した物を4つのカテゴリーに分ける

出した物は4つのカテゴリーに分けられる

出した物は4つのカテゴリーに分けられる

 出した物は、「使っているか使っていないか」「思い入れがあるかないか」で、A(思い入れがあり使っている物)、B(思い入れはないが必要な物)、C(思い入れはあるが使っていない物)、D(思い入れはなく使ってもいない物)の4つのカテゴリーに分けられる(表参照)。これら4つを、A→D→B→Cの順で片付ける。

A:思い入れがあり使っている物

 愛着があって使っている物は捨てる必要ナシ。元の場所に戻そう。戻す時は奥でなく、取り出しやすい位置に。

D:思い入れはなく使ってもいない物

 押し入れの奥や、愛用品の横に紛れこんでいて使っていない、特別な思い入れのない物は、迷わずゴミ袋へ。

片付けを劇的に速める保留段ボール

保留ダンボールは目立つ場所にまとめて置く(イラスト:平井きわ)

保留ダンボールは目立つ場所にまとめて置く(イラスト:平井きわ)

 片付けで苦労するのが、BとC。「きれいだし、もったいない」などと迷ったら、ひとまず保留にして、段ボールに入れよう。

B:思い入れはないが必要な物

 Bに分類されるのは、必要だが思い入れのない物だ。

「着心地がイマイチな洋服や、香りが苦手なハンドクリーム、洗い上がりに不満のある買ったばかりの洗剤など、いつか出番がありそうだけど使っていない物がここに入ります。

 また、石けんやストッキングなどの消耗品や食品をストックしすぎる傾向にある人は、消費期限や劣化具合を確認し、悩んだら保留段ボールへ入れましょう。まだ使えそうで処分するのに気が引ける場合は、ひとまず保留すればいいのです」(吉川さん・以下同)

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