どこか未練があって捨てられなかった物たちが、実はもう不要になっていたことに気づくと、思い切って“さよなら”できるようになる、というわけだ。さらに、スペース的にも、金銭的にも、限られた資源をムダにしていた事実に気づく。
「この作業を経ると大量の処分品を目の当たりにするので、その後の買い物は本当に必要かを吟味するようになります。一見きれいで片付いているように見えるお宅でも、ぜひ行ってみてください。不要品は必ず見つかります。
物を一つひとつ選別するということは、実は、“自分には何が必要で、何を手放していいのか”という生き方を選択することにほかなりません。作業を繰り返すうちに、自身の価値観や軸がクリアになったと実感できますよ」
やることは至ってシンプルなのに、部屋はスッキリ、自分自身も変えられる。さあ、あなたはどこから手を付ける?
※女性セブン2019年3月21日号