幸運にも、県が運営する「空き家バンク」でUターン予定の購入希望者が現われ、リフォーム代に相当する金額で売却できた。
「実家を売却できてよかったと思います。そのまま残しておいたら、今度は私の息子に大変な苦労を背負わせることになっていたかもしれませんしね。
もちろん、長い間実家を残しておいたことを、失敗だったとは思っていません。ただ、事前に両親と実家の“その後”をどうするかをもう少しきちんと話し合っておいてもよかったなと思っています」(松本)
※週刊ポスト2019年3月22日号
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