ひと昔前のイヤホンやヘッドホンと言えば有線が当たり前だったが、最近ではBluetoothでスマホと接続するワイヤレスイヤホンが人気となっている。イヤホンを有線からワイヤレスに変えたユーザーはどんな感想を抱いているのだろうか。
3か月前にワイヤレスイヤホンを購入したというのは、30代会社員の女性Aさん。主にiPhoneに入っている音楽を聴く際に、ワイヤレスイヤホンを使っているという。
「通勤時やデスクワーク中もほとんどイヤホンで音楽やラジオを聴いているんですが、有線のイヤホンを使っていた時は、あんまり高級なものではなかったからかもしれないけど、頻繁に断線して買い直すことが多かったんです。でもワイヤレスにしたら、断線の心配がなくなった。まずはこれが一番嬉しい点ですね。有線の時は、混雑した電車内などでどこかにひっかかってしまい、そのまま行方不明になるということもしばしばありましたね。
また、iPhoneの場合Lightning端子がひとつしかない。アダプタがないと充電しながらイヤホンで音楽を聴くということができないんですけど、ワイヤレスイヤホンであれば、充電しながら聴けるのでとても重宝しています」
Aさんが購入したのは、AppleのAirPods。白い棒状の部位がイヤホン部分からニョキッと下に伸びた特徴的な形のワイヤレスイヤホンだ。Appleの公式ショッピングサイトでは1万6800円(税別)で販売されている。
「ワイヤレスということで、音はイマイチなのかなとも思っていたんですが、想像以上にいい音でびっくりしました。元々そんなに音質にこだわる方ではないので、これで十分です。ただ、これまで1万円以上するイヤホンは買ったことがなかったので、1万6800円という価格はちょっと高く感じたのは事実です。たまに耳からポロッと落ちちゃうこともあるので、失くさないかが心配です」(Aさん)