加えて、きらやか銀行『ネット★きらきら定期』は、1年物で0.15%(一口30万円以上1000万円以下)。荘内銀行の『「わたしの支店」専用定期預金』は、1年物・3年物・5年物がすべて0.125%(一口100万円以上1000万円以下)となっている。
メガバンクの定期預金の金利は期間10年でも0.01%。また、個人向け国債の利率も現状3種類すべて0.05%となっている。紹介した地銀の定期預金は、いずれも“ひとケタ多い”金利を提供している。
また、静岡銀行のように、インターネット支店で普通預金口座を開設して1年物定期預金を10万円以上預けると、先着5000名まで1000円をキャッシュバックするキャンペーンを行なっているところも。10万円を預けた場合、実質1.11%相当の利回りになるという(5月31日まで)。
こうした地銀の定期預金は、ネット支店で提供されているものがほとんどで、全国どこからでも申し込みが可能だ。上記以外でも、お得な定期預金を提供している地銀や、信用金庫、信用組合もある。まずは、地元の金融機関をチェックしてみてはどうだろうか。
文/松岡賢治(ファイナンシャルプランナー・ライター)