多くの人に愛される牛丼チェーン「松屋」。その看板メニューと言えば『牛めし』だが、定食メニューの中では『牛焼肉定食』も根強い人気を誇っている。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏はこう話す。
「大手牛丼チェーンの中で、“焼肉”を定番メニューにしているのは松屋だけです。そういったこともあってか、この『牛焼肉定食』を食べるために松屋に通っているという人も多いと思います」
松屋の最強メニューは一体どちらなのだろうか──というわけで、松屋の『牛めし』と『牛焼肉定食』の魅力を、それぞれの愛好者に聞いた。ちなみに、松屋では『プレミアム牛めし』と『牛めし』が販売されているが、今回は主に関東地方で販売されている『プレミアム牛めし』についての意見だ。
まずは基本的な情報から。『プレミアム牛めし』は並盛で380円、公式サイトで公表されているカロリーは711kcal。ごはんの上に煮込まれた牛肉と玉ねぎが乗ったシンプルな“牛丼”で、みそ汁と、黒胡麻焙煎七味がついてくる。
一方の『牛焼肉定食』は600円で783kcal。ごはん、みそ汁、生野菜に、焼肉と大根おろし、青ねぎがついてくる。生野菜は100円なので、ごはん、みそ汁、牛焼肉だけで考えれば、実質500円という計算となる。