未婚女性からの雑なアドバイス
サナさんは、2歳から息子をベビー公文などに通わせて、お稽古させようと意気込んでいました。そんなサナさんが、出身校であるお嬢様高校の同級生たちとひさしぶりにランチをした際に、未婚の同級生からこんな“アドバイス”をされたそうです。
「そんな小さいのに習い事させて意味あるの? かわいそう。ママと一緒にいたいと思うよ」
やっぱり、「かわいそう」という言葉が出てきます。サナさんが「うちは母子分離して色々吸収してもらう方針なの」と語ると、「旦那さんは手伝ってくれるの?」と一言。
サナさんが「最近、少しずつ手伝ってきてくれるようになってきたかな。マンマとかパパとか喋り始めたから、父親の自覚が出てきたみたい」というと、同級生は「当たり前じゃん! 男なんてさ、妊娠中の浮気とか多いんだし、父性なんてそう簡単に芽生えないよ。私の男友達も不倫中なんだけど、奥さん育児で忙しいから愛想尽きちゃったって言ってて、だからサナも気をつけたほうがいいよ」とまくしたてたそうです。
まったくの余計なお世話。サナさんは私に「お嬢様学校出身者って、よくこういう頭でっかちな子がいるんですよね……。実体験が伴ってないから、雑なアドバイスにしか聞こえませんでした」と語りました。
ママたちのストレスは、子育てそのものだけではなく、周囲の多くの雑音からも生まれているのは間違いないようです。