世の中には様々な趣味があるが、その中でも特に“コスパがいい”と言われるのが動画配信サービスでの海外ドラマ鑑賞。たとえば、Netflixであれば月額800円(税別、以下同)から、Huluであれば月額933円から利用が可能。1000円程度で多くの作品が見放題となり、レンタルDVDに1本あたり数百円をかけていた時代から考えれば、たしかに“コスパがいい”といえそうだ。
40代の男性会社員Aさんは、暇さえあればNetflixで海外ドラマを見ているという。
「昔から海外ドラマが好きで、以前は『ビバリーヒルズ青春白書』や『ER緊急救命室』なんかを、NHKの放送で見て、レンタルDVDやCS放送で『24 -TEWNTY FOUR-』や『LOST』などを見ていました。
でも、ここ最近は主にNetflixでいろいろな海外ドラマを見ています。昔だったら、3話くらいが収録されたDVDを400円くらいで借りていたのが、Netflixであれば何話見ても1200円(スタンダードプラン、税別)。毎日1話ずつ見ても、1本あたり40円くらいだと考えれば、かなり安い。趣味にかけるお金が月に1200円程度で済むというのは、おトクですよね」
そんなAさんが、特にハマっているというのが、Netflixで配信されているマーベル・コミック作品の実写ドラマシリーズだという。
マーベル・コミックといえば、スパイダーマン、キャプテン・アメリカ、アイアンマンなどのキャラクターが有名で、それらのヒーローを主人公とした映画作品や、多くのキャラクターがクロスオーバーして登場する『アベンジャーズ』シリーズなども人気だ。Netflixでは、マーベル・シネマティック・ユニバースと呼ばれる一連の映画作品は配信されていないが、『デアデビル』、『ジェシカ・ジョーンズ』、『ルーク・ケイジ』、『アイアン・フィスト』、『パニッシャー』といったヒーローたちが主人公となったNetflixオリジナルのドラマシリーズが配信中。さらに、複数のヒーローがクロスオーバーして登場する『ザ・ディフェンダーズ』という作品もある。