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ハルウララ、ボラ騒動… 平成後期に話題になった動物ニュース

ハルウララには武豊騎手も騎乗し大きな話題に(写真:時事通信フォト)

ハルウララには武豊騎手も騎乗し大きな話題に(写真:時事通信フォト)

 平成には色々なブームがありましたが、過熱時の狂乱ぶりと、ブームが去った後のギャップがとりわけ激しいのが「動物」。「あの人は今?」ならぬ「あの動物は今?」ということで、平成後期(2003~2019年)に話題になった動物ニュースについて、ライターの金子則男氏が振り返ります。

【ボラ騒動:2003年】
 東京都品川区の立会川にボラが突然、大量発生し、その数は数十万匹とも言われました。立会川は水質があまり良くなく、濁った水面にボラが敷き詰められたように重なり合う姿はインパクト抜群で、ワイドショーが連日のように追いかける事態に。まさに“騒動”と呼ぶに相応しい一事件でした。

【ハルウララ:2003年】
 競馬の競走馬は当然「勝ってナンボ」ですが、高知競馬場で連戦連敗を続けていたハルウララが紹介されると、一気に注目が集まり、負けが続くほど人気が高まる不思議な現象が発生しました。2004年3月には武豊騎手も騎乗しましたが、結果は10着。結局113戦走って1勝も上げられないまま、2004年に引退しています。

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